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ロータス神奈川侃々諤々

Vol. 9『Open the new stage door!(新しい扉を開け!) 』

ムーアの法則


『ムーアの法則』 The complexity for minimum component costs has increased at a rate of roughly a factor of two per year (see graph on next page). Certainly over the short term this rate can be expected to continue, if not to increase. Over the longer term, the rate of increase is a bit more uncertain, although there is no reason to believe it will not remain nearly constant for at least 10 years. That means by 1975, the number of components per integrated circuit for minimum cost will be 65,000.

I believe that such a large circuit can be built on a single wafer.

“部品あたりのコストが最小になるような複雑さは、毎年およそ2倍の割合で増大してきた。 短期的には、この増加率が上昇しないまでも、現状を維持することは確実である。 より長期的には、増加率はやや不確実であるとはいえ、 少なくとも今後10年間ほぼ一定の率を保てないと信ずべき理由は無い。 すなわち、1975年までには、最小コストで得られる集積回路の部品数は65,000に達するであろう。 私は、それほどにも大規模な回路が1個のウェハー上に構築できるようになると信じている。”

上記の論説は、米インテル社の創業者の1人であるゴードン・ムーアが1965年、 エレクトリックマガジン4月号で発表した論文です。 少々、分かり難い用語で語られていますが、要約すると「ある一定の面積の(ウェハー=集積回路)で出来る演算(量/スピード)はこのペースで進めば、ある一定の増加率で果てしなく上昇するであろう。」
という事を予言しています。

補足いたしますと、このムーアの法則に従った、世界の演算チップの平均計算量/スピードは「18か月(=1.5年)ごとに倍になる」といわれています。 かつて1990年代~2000年代にかけては「IT技術がここまで進化してしまったら、もう、ムーアの進化曲線の上昇は無理だろう」といわれていた時代がありました。

しかし、そんな一部のIT技術者の悲観的な予想を裏切り現在でも、このムーアの法則のグラフは伸び続けています。

今日で、そのIT進化の分かりやすい例をとれば「5G通信の普及」でしょう。

これにより、例えば医療分野では、VR技術と融合させた「遠隔医療(手術)」。 その他、大きな重機、あるいはドローン等と組み合わせ、山間部などの交通の不便な土地での「遠隔土木建築」なども検討されています。

5G通信の普及により新たな製品、取り組みに力を注ぐ時間が増加します。 それを利用して、「新たなビジネス」を創造する「またとないチャンス」とは考えられないでしょうか?

勝負は「アイディア=創造力」です。 「技術」はもちろん、サポートしてくださる技術企業が数多く存在します。 ですから、皆さまはもっともっと「自由に発想」していただいて良いのです。

世の中にある様々な物事は、人々の知恵の結集であり、そこには自分がアイディアを生み出せる情報・ヒントがあります。
多くのヒントを探してみてください。
「次の新しい扉」を開くのは、皆さまひとりひとりの想像力にかかっているのですから。







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