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ロータス神奈川侃々諤々

Vol. 5『明日はもっと良い仕事をしよう!』


世界経済は今までとは予測不可能な時代に突入しています。
いかにしてこの困難な時代を生き残れるか? 


世界経済が複雑化して久しい昨今皆さまは「VUCA(ブーカ)」という言葉を ご存じしょうか?

新型コロナウィルス感染症の発生より混沌した状況はさらに顕著となり、今あらためてVUCAという言葉が注目されております。

VUCA(ブーカ)とは、

・Volatility(変動性・不安定さ)
・Uncertainty(不確実性・不確定さ)
・Complexity(複雑性)
・Ambiguity(曖昧性・不明確さ)
という4つのキーワードの頭文字から取った言葉で、現代の経営環境や個人のキャリアを取り巻く状況を表現するキーワードとして使われています。

「変化が激しい」「先が見えない」とはいつの時代も言われることですが、5~10年前に比べて、現在は明らかにVUCAの度合いが加速しています。

その理由の1つは、 テクノロジーが進化するスピードが猛烈に上がっていることでしょう。

その結果、世の中の仕組みやルールが目まぐるしく変わるようになり、 ますます先行きが見通せなくなってきたのです。

それでは確実にVUCA時代に求められる必須のスキルは何でしょう。

これは4つあると言えます。

1つ目は、「限られた時間で成果を出すこと」。

かつての日本企業では、「残業してでも、とにかく成果を出す」という風潮が一般的でした。しかし、今は最小限の投資で最大の成果を出すための、「生産性」アップのスキルがますます求められる時代です。

2つ目は、「答えのない問いに答えを出すこと」。 一昔前までは、与えられた仕事を淡々とこなしていれば、誰にも文句は言われませんでした。しかし、今は上司も含め、誰も答えを持っていません。
そんな中でも、筋のいい解答を導くための「問題解決」のスキルを身につけなければなりません。

3つ目は、「多様なメンバーをまとめること」。 メンバーの多様性が増し、さまざまな価値観が職場にあふれる現在、自分のやったことをそのまま部下に教える指導スタイルは、もはや通用しません。そんな多様なメンバーをまとめる「リーダーシップ」のスキルも、重要性を増しています。

4つ目のテーマは、「働き方の持続可能性(サステナビリティ)を高めること」。

ある1つの組織の価値観を順守し、そこで定年まで働いていれば良い時代は終わりました。現代では、どんな組織、どんな環境でも働き続けられる「持続可能性」が問われています。

そこで、長く働ける自分をつくるための「自己投資」のスキルも、今後は求められるようになるでしょう。

10年先の時代を見通すことが難しい時代です。このような時代を乗り切るためには、企業、従業員ともに情報を収集し、社会の急速な変化に柔軟に行動を変えていけば、時代にとり残されず生き残れるはずです。








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