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ご訪問レポート『(株)竹内自動車商会』
(株)竹内自動車商会
TEL.0463-93-6654/FAX.0463-91-0383
【URL】http://www.lotas-takeuchi.com/


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〒259-1111
神奈川県伊勢原市西富岡196-1
〔営業時間〕 9:00 ~ 17:00
〔定休日〕日・祝祭日

当社の創業は昭和42年。創業まで父は三菱自動車で販売営業マンをやっておりました。

【8月28日インタビュー】(株)竹内自動車商会 代表取締役 社長 竹内 直幸 様に色々お話をお伺いさせて頂きました

創業以来、車販には力を入れており。スズキの新車から中古車
は国産から輸入車まで幅広く扱っております(写真:愛甲店)

当社は輸入車の販売〜整備まで得意としております。
創業者である私の父はもともと三菱自動車の販売営業マンでした
最後は高井戸営業所の所長までやっておりました。


 当社の創業は昭和42年、私の祖父が創業しました。もともと地元伊勢原市板戸の出身で、就職のため東京へ上京、終戦後に東京の三菱自動車に就職しました。以来ずっと三菱自動車の販売営業マンとして働き、最後は高井戸営業所の所長までやっておりました。ですから当社もスタートは車販から始めました。
時はモータリゼーション真っ只中の時代。
クルマがステータスであり。まさに「置けば売れる」時代でした。


  当時はまさに、日本が高度経済成長期でありモータリゼーション真っ只中の時代、最初は中古車を仕入れて、ほんの5台しか置けない場所に並べて売っていたのですが、当時クルマはある種ステータスであった時代であり「お金を貯めてクルマを買う」というのが庶民の夢。また昭和42年当時はここ伊勢原ではディーラーも無かったので、まさに「置けば売れる」という状態、「5台しか置けないのに10台も売れた」という時代でした。
創業以来、車販から整備まで地域に根ざしたお店展開。
また当社の特色として「輸入車」の整備も大得意です。


 クルマを売るだけではなく当然アフターサービスも重要ですので、創業翌年の昭和43年には認証取得、以来、車販から整備まで、ずっと、ここ伊勢原の地域に根ざしたお店展開をしてまいりました。有り難い事に創業からずっとお付き合いをしていただいているお客様もいらっしゃいます。販売の方ではスズキの新車から中古車は国産から輸入車まで幅広く取り揃えており、特に当社は輸入車の整備が大得意です。ヤナセとの付き合いも非常に長く伊勢原で輸入車に乗ってる方は当社を利用される事が多いです。といいますのも実は伊勢原に輸入車の正規ディーラーが無いんですよ、販売店も修理工場も無い。でも整備にはやはり特殊工具とか専用テスターが必要ですし、サービスインジケーターとかエンジンチェックランプが点灯したぐらいで、わざわざ遠くのディーラーまで持ち込んで、置いてきてバスで帰ってくるというのはかなりの労力ですから、そこは当社にお任せいただければ、特に工場長は輸入車整備のエキスパートですからご安心してご入庫下さればと思います。
クルマが売れない、かつ長く乗る時代。今後のキーワードは「集客」「接客」そして「女性ユーザー」

まるでカフェの店内を思わせるキレイな商談ルーム
お店の「清潔感」「明るさ」「センスの良さ」が集客の鍵

女性ユーザーが入りやすいお店作り。お子様連れの方にも
ごゆっくりと商談していただける雰囲気作りが肝心です。

女性ユーザー、とくに主婦の方はやはり軽自動車ユーザーが
多いので、軽自動車販売には力を入れて取り組んでおります。

整備工場内では若いメカニックの方が精力的に働かれています。こうしたやる気のある優秀な若手に「ぜひウチの会社で夢をはたしてもらいたい」というのが竹内社長の願いです。
軽自動車でも8~10万キロ以上乗られる方もいる。
まさにクルマが飽和状態の時代。でもメンテナンスは必要。


 クルマ、特に新車が売れない時代と言われて久しい昨今、軽自動車でも8〜10万キロ以上乗られる方もいらっしゃいます。まさにクルマが飽和状態の時代ですが、乗っている限りどこかでメンテナンスはしないといけない。こういう時代に最も重要な戦略は、我々整備工場がいかに「集客」するかという点に尽きると思います。お客様が選んで頂ける「目線」はどこにあるのか。ちなみにここ伊勢原は、当社の前の通りもバスが1時間に1本〜2本、やはりクルマが移動手段の中心なんです。あわせて入庫でおクルマを持ち込まれるのは、昼間お仕事に行ってらっしゃるご主人ではなく、普段足として使っていらっしゃる奥様である場合が多い、つまり、いかに「女性が入りやすいお店」をつくるかがキーポイントになって来るんです。
女性目線で見るお店の「清潔感」「明るさ」「センスの良さ」
そして何より「いらっしゃいませ」の接客の第一印象がポイント。


 「女性が入りやすい」そして「入った時の雰囲気が良いお店づくり」とは何か。これは詰まる所、結局「サービスの原点とは何か」という点に尽きる訳です。当たり前の事をまず徹底する。「汚れている」「散らかっている」こんなお店は真っ先に女性から敬遠されます。女性の目線からみて、お店の「清潔感」「明るさ」「センスの良さ」これらを常に考えて雰囲気作りをしていく事が肝心です。そして何より重要な点は『接客』です。いくらキレイなお店でも「いらっしゃいませ」の印象だけで全てが左右されてしまう、つまり究極的には「人」だと思います。
パートの女性スタッフがムードメーカーで大活躍。
女性どうしなので、お客様も気兼ねなく何でも話せる。


 当社は幸いな事に女性スタッフに恵まれています。目下パートの方が中心になって積極的にムードメーカーとして大活躍していただいております。やはり女性どうしの方が当然お客様も気兼ねなく話せるという事もありますし、とくにお子様連れで来店されているお客様とは話が通じる部分も多いですしね。また女性を大切にするという意味においては「軽自動車」の販売にも力を入れています。いま、登録車の中で軽自動車の割合が半分近くいっていますし、主婦の方が普段乗られているのはやはり軽自動車が多いですから、来店時には「お客様が何を望んでいるか」をいかに上手くお聞きする事が出来るかがポイントになります。形なのか、色なのか、用途なのか。たとえばお年寄りが同乗される場合にはスライドドアーが良いとかお子様がいらっしゃる場合はチャイルドシートのご用意とかですね。
当社は若い人材に恵まれています。私の願いとして
「彼らにはウチの会社で夢をはたしてもらいたい」


 当社のロータス加盟は昭和63年からになります。地域密着でやっていると自分の会社以外にどうしても目が行かなくなりますので、こうした全国組織から得られる情報は非常に有り難いです。自分のアイディアだけでやっていても限界がありますし、同友さん中には、あらゆる形で成功している人たちもいっぱいいます。そういう人たちのアドバイスや会社の事例を貴重な情報としていただける事が非常に有り難いです。当社は幸いにも若い人材に恵まれており、メカニックも30歳をアタマに下に4名います。他業界に比べ整備業は待遇面を含め「厳しい職場」ではありますが、せめてウチだけでも優秀な人材には可能な限り最大限評価し彼らに還元したい、そして「彼らにはウチの会社で夢をはたしてもらいたい」というのが私の願いです。
      
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